コサージュの付けとしては、卒業式や結婚式などのフォーマルな場所に付ける時には、左の胸につける事が一般的とされています。
コサージュの付け方について紹介します。卒業式や結婚式などのフォーマルな場所に付けるときには、左の胸に付けることが一般的とされています。
この左胸に付けるということに特に決まりはありません。ですから上半身だったらどこでもコサージュを付けることができます。
コサージュを付けるときに、ピッタリ付かないことが一番難しいと思いますが、土台となる部分との隙間をなくして付けることによってコサージュはピッタリ安定させる事が出来ます。
コサージュのピンの大きさによっても違ってきますが、生地をすくったときに、少しでも隙間が出来てしまうとグラグラしてしまいます。
ですからコサージュを付ける場所の布だけ裏に当て布をして厚くしてから付け付けるといいかもしれません。
コサージュはこのように、特に付け方に決まりはありませんから、自分の好きなように、個性を生かして付ければいいと思います。
ポイントは当て布。コサージュをつ付けるときのあて布は他にも良い点があって、子供さんが付けるときには、コサージュを固定するための別のピンを使う必要がないので安全です。
コサージュを付ける位置は、少し上に、少し内側に、がオススメです。肩ラインとバストトップの間を4等分した、上から1/4少し顔に近く、内側に寄せたところが良いと思います。
色々試して一番顔写りがいいようです。タートルやハイネックニットなら思いきり首元まで寄せてもOK。縦長のコサージュなら少し斜めに傾けて。
また、ブラウスや薄手の服に付ける場合は、特に気になるのがグラつきです。それを解消するのは、あて布をするのが一番手軽な方法。生地が薄い事と服地に対してピンが大きいのがグラつきの原因です。
★黒に映えるコサージュ
コントラストを出したいのであれば、「白基調」のコサージュがよろしいかもしれません。モダン・シックな雰囲気を出したい時は、「赤ワイン」系のコサージュも良いと思います。
★白に映えるコサージュ
白のお洋服の場合、どのようなお色でも素敵にまとまります。ピンク系のコサージュですと、かわいい雰囲気になります。青系でしたら、爽やかにまとまります。
ベージュ系などは、少しアクセントが足りなく感じるかもしれませんので、アクセントのお色を少し入れたコサージュがよろしいかと思います。
お店で売られているコサージュの大半は背面が直線的になっています。箱に入れたり、手にとって見るには綺麗に見えるからです。
でも人の体は(特に女性は)丸みを帯びています。初めてコサージを付けるとき、体に沿うように緩やかな弓形に反らせましょう。
コサージはワイヤーをかけて作られています。 少しづつ様子を見ながら自分にあったカーブを作ってください。
足のあるデザインの場合は、足の部分を左右どちらか重心のおきやすい方へ、カーブを作るとグラつき防止になります。
これで随分おさまりがよくなります。あとは…、自分が綺麗に見える位置とコサージュのデザインと、鏡を見ながら決めてください。
どうしてもグラつく時は、お洋服の裏側からフェルトなどを小さく切ったものをあててそこにコサージュを付けましょう。1枚で駄目な時は2枚重ねして。お洋服の痛み防止にもなります。